トイレリフォームQ&A
Q.トイレはどれくらいで交換するのが良い?
A.約20年が目安
陶器性の便器は大変丈夫にできていますから、衝撃を与えるなどしてヒビ割れしていなければ100年以上は十分に使用が可能と言われています。
しかし、タンクに使用されているパッキン類は消耗品なので、交換が必要になりますし、配管なども半永久的というわけにはいかないため、劣化による不具合が発生する可能性があります。その時期がだいたい20年が目安になります。
20年前後で水回りのメンテナンスを実施し、劣化部品などの交換をするタイミングで最新型のトイレに交換することも検討すると良いでしょう。
Q.トイレが頻繁に詰まる原因は何?
A.多くの場合は、排水の勾配不良
トイレの排泄物は流した水とともに流れ出ていくものですが、排水管の勾配が緩い場合にはうまく流れない場合があります。排泄物などの固形物と水がスムーズに流れるには適切な排水管の勾配が必要になります。
床下の人通口が遠かったり、思いがけず障害物などがある場合、配管工事の際に所定の勾配が取れないことが考えられます。
排水管の勾配は1/50~1/100が適切とされていますが、頻繁にトイレが詰まる場合は、排水管の勾配を調査してもらうと良いでしょう。
Q.トイレの向きを変えることはできるの?
A.排水位置が可能範囲内なら向きを変えることは可能
排水位置を変えずに対応部材を使うことでトイレの取り付けができる場合は、トイレの向きを変えることはできます。しかし、対応部材でのトイレ取り付けができない場合は、排水管及び給水管を移動させる配管工事をすることで、希望するトイレの向きを変えることができます。
トイレの改修工事の費用を見据えた上で、希望を叶えるかどうかを判断する必要があります。
Q.トイレにコンセントが無くても洗浄器付き便座を取り付けることは可能?
A.コンセントが無い場合は電気工事が必要
トイレにコンセントが無い場合は、洗浄器付き便座を取り付けることはできません。コンセント増設工事を含めたトイレ改修工事になります。
洗浄器付き便座を取り付けることをお考えなら、便器ごと最新のものに交換することをおススメします。その理由は、便器にはパッキン類など色々な消耗品が取り付けられており、その劣化により不具合が生じる可能性があるからです。
せっかく機能的な便座を取り付けても、便器の劣化による不具合があっては満足できないでしょう。コンセント増設を含めたトイレ改修工事として見積り依頼をして検討してみてはいかがでしょうか。
リフォームを成功させるためのポイント
リフォームをする際に大事なことは、あらかじめ予算をしっかりと決めておくことです。
家の中を見回して、不便に思うところ、より良くしたいところ、耐久性に不安があるところなどをまとめます。
キッチンの交換、ユニットバスの交換、屋根の塗装、玄関ドアの交換など、要望を箇条書きにしておくと良いです。
その上で、リフォーム箇所に優先順位を決めておきます。
ある程度要望事項を箇条書きにまとめたら、見積依頼をしてみてください。
見積を作成するにあたり、現地調査をいたします。
箇条書きに基づいて、現状について伝え、どうしたいかを伝えてください。
そして、希望するメーカーやグレードについても話し合っておきます。
数日後、要望を全て叶えるために必要な金額を提示してもらったら、
あらかじめ決めておいた予算と比較してみて下さい。
予算内で収まるようならそれで良いのですが、予算をオーバーした時は、価格調整(値引き)ができるか相談してみてください。
ある程度までなら価格調整も可能でしょうが、大きく予算がオーバーしてしまった場合は、要望の調整が必要になります。
優先順位の下位について今回は見合わせることや、商品のグレードを再考することなどで予算内に収まるか検討をします。
お互いに調整をした上で、内容と価格が納得できるようなら契約を済ませます。
リフォーム工事というのは、工務店にとってリスクが高い工事です。
予期していない部分で不具合が発生することもあります。
ある程度の工程は決めておきますが、必要な資材が追加になる場合などは、工程通りに進まないこともあります。
工期に余裕をもったスケジュールをお互いに話し合うことも、リフォームを成功させる大事なポイントになります。
まずは、お気軽にご相談いただければ、丁寧にご説明いたします。
ボイラー交換
ユニットバス交換工事に伴い、ボイラー交換をされるお客様が多くいらっしゃいます。
弊社では、ガスボイラーも石油ボイラーもどちらにも対応することができます。
燃焼効率が悪くなり、操作性もイマイチとお考えの場合はお気軽にご相談ください。
厳しい冬が終わりを告げ、春が訪れています。
冬期間に活躍してくれた暖房器具ですが、使用中にどことなくしっくりいかないような、
不具合とまではいかなくても暖かさに不満を感じた場合は、暖房器具の交換も検討ください。
タイミングとしては春がちょうど良いかもしれません。
なぜなら、今までの暖房状況と新しくした暖房器具の状況を比較しやすいからです。
もちろん、もうすぐ冬を迎える秋でも良いのですが、
これから暖かくなる気候の時との方が心に余裕を持って交換ができるのではないでしょうか。
それに、お得な暖房器具が手に入るのもこの季節なのです。
(お得な商品の数には限りがありますので、お早目にご検討くださいね。)
お風呂を快適に
ユニットバスを長年使い続けていると、
汚れがこびりついてなかなかキレイになりませんよね。
洗剤を使ってカビを落としたとしても、もともとの素材が変色していることもあります。
また、換気扇から異音がしてきたり、排水がスムーズにできなくなる場合もあります。
ユニットバスって交換できるの?と思われている方も結構いらっしゃいます。
大丈夫ですよ!今のユニットバスを解体して、新しいユニットバスを設置することができるのです。
より清潔により快適なお風呂にしてみませんか?
ユニットバスを交換するだけで毎日の疲れが癒されますよ。
どうぞ遠慮なくご相談ください。
とても古い家で、ユニットバスではないから無理でしょう…と思っている方もいらっしゃいます。
でもご安心ください。
昔ながらのお風呂でも解体できます。
そして快適なユニットバスを設置することができますよ。
私たちに相談いただければ、速やかに現地調査にお伺いいたします。
その上でより快適なお風呂をご提案させていただきます。
和室の劣化改善
住宅は20年以上住み続けると何かしらの不具合が生じるものです。
特に和室は劣化が見えやすいです。
畳の表面が色褪せたり素材が劣化したり、畳の縁が劣化したりする場合が多いです。
あまりにも美観を損なうように感じた場合はご相談ください。
畳の表面のイグサを裏返しにすることで、新品の色合いが復活させることもできます。
また、床下の湿気が原因で畳の下地木材にカビが生えたり、腐りかけたりすることもあります。
畳の床自体にも同様の症状が起きることもあります。
畳1枚を新品の畳に交換するだけなら1枚あたり16,000円位からできます。
下地の木材を交換したり補強したりする必要がある場合もありますから、
まずはご相談いただくのが良いと思います。
現地調査も見積提出も無料でできますから、お気軽にご相談ください。
性能重視リフォーム
断熱性能をわかりやすく表す数値がQ値です。このQ値というのは熱損失係数と言い、数値が少ないほど断熱性能が高いことを意味します。
S様邸はリフォーム前のQ値が9.46W/㎡Kだったのですが、リフォーム後は2.08W/㎡Kになりました。
また、重要な数値はまだあります。C値というものです。これは隙間相当面積と言って、家全体の気密性能を表す数値です。この数値が小さいほど気密性が高いのです。
S様邸のリフォーム前の隙間相当面積は測定していませんが、築年数からいってかなりの隙間があったと思われます。それが、リフォーム後に気密測定をした結果、C値は1.8㎠/㎡でした。ちなみに、秋田県ではC値が2.0㎠/㎡以下を気密住宅と認定するそうです。
お困りごと解決リフォーム
住んでいる住宅の性能を向上させて快適さを求めるリフォームの他にも、
経年劣化や突発的な現象による不具合を補修するリフォームも行ないます。
屋根や外壁などは常に外気に触れているため、経年劣化が起きやすい部分です。
屋根の再塗装をする目安は10年~15年です。
築年数がそれ以上経過しても住み続けることは可能ですが、
思わぬ自然現象で劣化部分から雨漏りが発生してもおかしくありません。
築年数が目安を超えている場合は、できるだけ早期に屋根の再塗装を検討することをおススメします。
外壁も屋根同様に劣化が起きやすい部分になります。
目に見える現象としては、コーキング材の劣化です。
外壁のつなぎ目や、サッシとの取り合い部分には、目地コーキングを施工していますが、
コーキング材の劣化により隙間が生じる場合があります。
この隙間から壁内に雨水が侵入するリスクが生じます。
外壁の内部は透湿防水シートが施工されているため、
すぐに建物内部に水が浸入することはありませんが、
防水シートの劣化や隙間から建物内部に雨水が侵入することはあります。
外壁の劣化が見られなくても、目地コーキングの付け替えを検討することをおススメします。
その他にも、水回り設備関係の故障や不具合により機器の交換をする場合もあります。
特にトイレの便座は新築から数年で不具合が生じるケースもあります。
少しでも通常の使用と比べて違和感がある時などは、すぐにご相談ください。
保証期間内であれば無料で点検、修理もしくは交換ができる場合があります。
築20年を超える頃から、住宅のあちらこちらで様々な不具合が生じてきます。
少しでも不便に感じたり、快適さを感じなくなった時には、
すぐに藤丸工務店にご相談ください。